トイレ交換に関しての注意点
トイレの種類
トイレには大きく分けて、一般便器、三角コーナーのタンク付、和式便所にわかれます。
一般便器に関しても、さらに分類され、床下排水型、床上排水型(壁排水)に別れています。
それぞれの種類にあった便器に交換しないといけません。
現在のトイレの標準は、床下排水型、全て壁から200mmのところに排水管があるタイプが多い
現在の床下排水型は、全て壁から200mmのところに排水管の中心(排水芯)が来るようにできています。
この傾向は12~13年前から統一されました。
それ以前の床下排水のトイレは壁から350から450mm離れたところに排水芯が来るものでした。
このため現在トイレをリフォームされる方は大半標準トイレでは合わず、 リフォーム用のトイレである排水芯に合わせる機能を持ったトイレを採用しなければなりません。
リトイレ等と呼ばれているタイプになります。
一般にアウトレットトイレは標準品がほとんどで、リフォーム用トイレのアウトレットは少なく、 更に価格も標準品より高く、新たに発注するため高く付く傾向があります。
トイレが古く床も貼り直したいのであれば、排水管を移動し、標準のトイレを入れることができます。
床上排水型のトイレも床面から120mmの高さのところに排水芯が来るものが標準
床上排水型のトイレも床面から120mmの高さのところに排水芯が来るものが標準となっています。
以前は同155mmなどさらに高い所に排水芯が来ているものが多く、排水芯の高さに合ったトイレに交換する必要があります。
これもアウトレットではなかなか見つかりませんので価格的に高いのを覚悟せざるを得ません。
壁排水のトイレはマンションに多く、コンクリートに排水管が埋設されているので移動ができません。
どうしても高さに合うトイレが見つからない場合は床面を上げて、標準品を設置するリフォームします。