後悔しないリフォーム会社選びのコツ

システムキッチン交換に関しての注意点

キッチンの種類を把握する。

キッチンには大きく分けて5つのタイプに分類されます。

  • I型(直列壁付けタイプ)
  • L型(壁付けL字タイプ)
  • 対面型(コンロ側が壁付け)
  • アイランド型
  • 二の字型(シンクとコンロが分かれているタイプ)

まずは自分の家がどのタイプかを把握する(いつも使っているから分かりますネ)

違うタイプへのシステムキッチン交換は、コストアップ?

今使っているタイプのキッチンがI型で全く同じ形状・仕様のキッチンに交換する場合は、たいていのリフォーム会社があげる標準工事料金でできます。

例えば、チラシの工事費込みで掲載されているのは、I型でオプションが全くない場合が多いです。

全く同じ型で、変更できれば問題ないでしょう。

しかし大抵のリフォームは違います。だいたい使いにくいから変更する事がほとんどだと思いますので、注意が必要です。

設計の変更を伴う、タイプの変更がある場合(今はI型を使っているが、スペースを広げてL型にしたり、アイランド型のキッチンに変更したりする場合)、 今までつながっていた排水管・給水管・給湯管の位置が異なってきた場合、配管を延ばす(縮める)事が必要になります。

配管は床下にありますから、床をはがして工事しなければならない為、床の張替えが必要になりコストアップするケースがあります。

管だけでなく、換気扇ダクト工事(レンジフードの排気口の新設)、ガス管切廻し、電気工事(コンセント位置変更)も位置変更が発生しますので、標準工事代金よりコストアップします。

(どれ位コストアップするかは、床が何でできているか、配管をどれだけ延ばすか等により変わってきます。)

食洗機を付けるには電源が必要

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機は、やはりキッチン本体にすっきりと埋め込む事が出来邪魔にならないのが魅力です。

取付に際しキャビネット撤去後に電源(単相100V)のつなぎ、配管のつなぎ(給湯・排水)などが必要となります。

また、機種によって分電盤(ブレーカー)からの専用電源設置工事が必要です。

分電盤の場所が遠い所にあると工事費も高くなります。壁裏を通せない場合は露出配線になりますので事前によく確認が必要です。

また、分電盤に空きスイッチがない場合、スイッチを増設するか分電盤を交換が必要になる場合も。

新たにIHクッキングヒーターを設置する場合

家庭用の100Vコンセントではなく、200V用の専用回路(ブレーカーから直接配線)が必要。

電気容量少なく、回路数に余裕がない場合には分電盤の交換が必要となる場合も 分電盤が200V未対応の場合や、分電盤に空きがなく、露出でIH専用ブレーカーをつけるのが嫌な場合に必要になる。

200Vの配線の引き込みがなっていない場合や、すでに引き込みになっている200V配線が細い場合に幹線換えが必要になる場合も

マンションでは配管が困難な場合。

マンションで床構造が直貼りの場合、

配管が困難なため、キッチンの種類(形状)が同じものでないと交換できない事がある。

また、現状直貼りを二重床に変更してキッチンなど水回りを整える事もできる。この場合

排水管の勾配のため150~200mm床面が高くなる。※天井が低くなるので、充分な高さ(2500mm以上)があることが重要。

その他

既存のキッチンを解体する際に、前面のタイルが割れてしまう事があります。

キッチンパネルを貼るのがベター

新たに壁を作ってキッチンを設置する場合には吊戸棚・下台設置部分に木下地(合板など)が必要。

リフォーム工事の注意点