悪徳業者の手口
点検商法に注意
突然の訪問で、高額工事の契約をしていませんか?
「近所の工事をしていて、お宅の屋根の傷みが気になった」「無料床下点検」と来訪した業者から 「このままでは危ない」「材料が余っているので格安で修理する」と言われ、契約をする。
点検の結果、機器の故障や劣化などがあったとして危険性を強調し、 機器の交換など勧めることが多く、こうしたものは「危険商法」ということがある。
被害を防ぐには?
①訪問した人に身分証明書の提示を求め、名刺をもらう
②「点検」は家にあがりこむ口実です。 長時間居座って契約を迫る業者や次々に契約をさせる業者もいるので注意。
③契約は急がずに、見積りをとって他の業者と比べたり、身近な人に相談したり、十分検討をする。
④契約前に契約内容(価格、工期、工事内容、支払方法等)をしっかり確認する。
⑤作業中は現場に立ち会って作業内容の説明を受ける。
⑥訪問販売の場合、契約書面を受け取った日から8日以内であれば、 工事が終了していてもクーリングオフ(無条件解約)できます。支払った代金も返金されます。
突然訪問して契約を迫る業者には注意が必要です。
こんな事例も
・知らないうちに男性2人組の訪問販売業者が自宅敷地に入り込み、設置していたトイレファンを取り外した。
・業者から声をかけられ「トイレファンにクモの巣が張っていたので、新しいものを設置する作業をしています」と一方的に言われ、 承諾していないのに契約書を書かされ、19,800円請求された。
・知り合いの業者に尋ねたら、勝手に取り付けられたトイレファンは3,000円相当の商品だとわかった。
被害にあわないためのポイント
上記の件は、クーリングオフの手続きを行い、業者に元通りに戻す工事をしてもらい返金されたそうです。
勝手に工事をする極めて強引で悪質な手口です。対応に困られたら国民生活センター等に連絡するのが一番です。
消費者ホットライン(0570-064-370)